こんにちは、ルーシィです。
先月22〜26日は、
バケーションチャレンジ2018のご招待旅行に
参加してきました。
行き先はハワイ島。
サンダルウッド農場の見学もしてきました。
現在サンダルウッド農場となっている土地は、
あの有名なカメハメハの王族の土地で、
昔は王族しか入れないところでした。
なので、アメリカでの製品名は
「ロイヤルハワイアンサンダルウッド」
と言うそうです。
4000メートル級の2つの山、
マウナケア、
マウナロア、
その間にある3000エーカーの土地、
現在ヤングリヴィングの
パートナー農場です。
ゲリーさんがメアリーさんと
始めてこの土地に来た時、
森のコテージに1週間滞在しました。
とても気に入って、
一度帰ってから、
またすぐに訪れて、
再び1週間過ごしたそうです。
オイルを作る目的だけではありません。
本当の目的は、
森の再生。
環境保護活動のためです。
この写真は、農場まで続く道で撮ったものです。
溶岩が多く、木はほとんどありません。
木が少ないと、土地は乾燥してしまいます。
なので、木を植える事で、
水蒸気が発生し、雲が出来て、
雨を降らせる事が出来ます。
サンダルウッド農場が出来てから、
ハワイ島の昨年の降雨量は
10パーセント増えたそうです^_^
農場では、
毎年10000本以上の木を植えています。
サンダルウッドは、
とても珍しい性質の木で、
一本だけで生きていく事が出来ません。
そのため、他の種類の木から、
養分を分けてもらいます。
サンダルウッドが健康的に生きていくためには、
5本のホストツリーが必要になります。
けれども、養分を吸われたホストツリーは、
次々と枯れて行ってしまうので、
新しいホストツリーが必要になってきます。
周りにホストツリーが無くなってしまうと、
サンダルウッドの木も枯れてしまうので、
農場では、常に新しい木を植えて育てています。
蒸留に使うのは、枯れた木だけです。
ですが、若いうちに枯れた木からは、
オイルは少ししか取れません。
サンダルウッドの寿命は、
平均61年と言われています。
農場のスタッフは、
3000エーカーの森の中から
枯れた木を見つけ出し、
蒸留に使える木を回収します。
木の皮を剥がし、
そして2段階に分けて粉砕して、
チップとパウダーに分けます。
チップは蒸留して、オイルに。
パウダーは、さらに細かくふるいにかけて、
フェイシャルパックや
ドライシャンプーなどの製品になります。
蒸留は、
まず100度のスチームでウッドチップを温め、
一気に40度まで冷やして分離。
上積みだけを取ります。
蒸留水は下に貯まるので、別に取り、
フローラルウォーターとして製品化されます。
一度蒸留を始めると、
30時間マシンを止める事が出来ません。
そして6時間おきに、
オイルがちゃんと作られているか、
圧力や温度の状態をチェックします。
そのため、スタッフは稼働している間、
3時間寝て、起きて3時間、
そしてまた3時間寝て、
という勤務を繰り返します。
写真の黄色の服の人が、
その大変な勤務を担ってるスタッフさんです。
取れたばかりのオイルは、
写真のように少し白っぽく濁っています。
それを40度のお湯に72時間つけると、
白っぽいのが透明になります。
最後に大きなタンクに入れられて
検査のための出荷を待ちます。
蒸留施設の見学のあと、
植樹体験をしました。
ハウスで種から育てた木の赤ちゃん。
サンダルウッドだけではなく、
ホストツリーの苗も一緒に育てています。
ハワイのサンダルウッド農場では、
ハワイ原産のホストツリーだけで、
どれが一番早くサンダルウッドを
成長させるか?とか
木の相性なども研究されています。
苗木になるまで、ハウスで育て、
植樹します。
植える時には、
「エオラオイ、エオラマコネ」
と3回唱えます。
ハワイの言葉で
「もしあなたが生きれば
私たちも生きていける」
という意味です。
この農場には、5年前に
害虫被害で絶滅の危機に瀕した
ホストツリーも植えられていて、
ハワイの環境保護に
すごく貢献しているんだな〜と
改めて思いました。
ヤングリヴィングの製品を買って使うだけで、
私たちも環境保護に協力できてるって、
なんだか嬉しいですね^_^
以上、ルーシィからの報告でした