ルーシィです。
私は2年前、
大切な恋人を
膵臓がんで亡くしました。
彼が言っていた事で、
とても重要な事は、
癌の宣告を受けてから、
すぐに医師の言う通りにはせず、
まずは情報を収集する方が良い、
という事です。
例えば、
高度先進医療の重粒子線治療は、
一度でも放射線治療を受けたことがあると、
治療対象にならない場合があります。
メキシコで
レベル4の治療をして
効果があったと言われる
ゲルソン療法というものがありますが、
彼のように膵臓がんで、
一度でも放射線治療を受けた事がある場合には、
効果が期待できないと知りました。
多くの書籍には、
手術、
放射線治療、
抗がん剤治療の
三大療法だけでは、
全ての癌は治らないと
書かれてあります。
医師で癌のサバイバーの方は、
癌は
今の医療のあり方が生んだ病気だ
と言っています。
一説によると、
日本の病院で行われているがん治療は、
他国より50年遅れているそうです。
ですから、もしも
あなたやあなたの大切な人が
癌の宣告をされたら、
まずどのような治療法があり、
どのような方針で行くのかを
考えてください。
たくさんの治療法の情報があります。
病気の宣告をされると
誰でも不安になりますが、
医師の言う通りにしていれば大丈夫
と思わず、
「自分で治す」
という意識を持ってください。
また、治療には
たくさんお金がかかります。
日本の医師会は
絶大な力を持っていて、
医師の診断がなければ
保険適用にならない
と言った理由で、
病気になった人たちが、
本当に受けたい治療が受けられない
という現状もあります。
複数の治療を併用したい場合、
保健医療の限度枠などもあるので、
出来るだけ無駄なく
効率の良いお金の使い方をするためにも、
情報収集は必要です。
公的機関の医療費の助成など、
病気になって
始めて知ることになる
制度などもあります。
また、
仕事ができなくなる事で
生活保護を受けることもあれば、
借金で自己破産せざるを得ない
場合もあります。
そんな時も、行政や法テラスなど
無料で相談できる窓口があります。
仕事が出来なくなって、
家で療養している人は、
介護認定の対象となる場合もあります。
医師の言う通りにしていれば大丈夫
とは思わないで欲しい
と書きましたが、
私は、全ての西洋医学を
否定するつもりはありません。
例えば
彼が、癌の痛み止めとして
飲んでいた薬に、
「タペンタ」という薬があります。
この薬は麻薬ですが、
彼の身体にとてもマッチして、
癌の痛み止めにつきものの
副作用である吐き気が
ほとんどありませんでした。
その他、
痛みの種類によって、
オキノームと、
カロナールを
使い分けて飲んでいました。
オキノームは麻薬なので、
効き目が早いのは分かるのですが、
子供の熱冷ましなどに使われるカロナールが、
彼の場合には、
癌の痛みにも効く
というのは驚きでした。
彼が消化器の癌であった事や、
薬の副作用で
腸の動きが悪くなるのを防ぐため、
いろいろなサプリや
市販薬も試していました。
その中で、
腸の働きを良くする効果が高かったものに
茶麹がありました。
ずっと便秘と下痢の繰り返しだったのが、
茶麹を飲み始めて1週間で、
正常な便が出るようになっていました。
あと、ヤングリヴィングの
オレンジとレモンを
大量買いしていました。
彼は、かなり病気が進行してから、
YLオレンジとレモンの効能を
知ったのですが、
もう少し早くそれらを飲んでいたら
もっと良い変化が
あったのかもしれません。
彼は自然療法を
好む人だったので、
痛み止めの頓服の
オキノームを飲む事に
とても抵抗を感じていました。
合成の人工薬は
副作用も強いからです。
ですから
痛み止めを飲む代わりに
ヤングリヴィングの
ラベンダーや
セイクレッドフランキンセンスや
レインドロップに使われる
数々のオイルを
背中に塗って欲しいと
よく頼まれました。
日によって
オイルを変えたり
順番を変えたりして
塗っているうちに
彼の痛みは治まっていました。
このような効果は、
あくまでも個人の感想であり、
体質や病状にもよると思うのですが、
参考になればと思います。
癌にかかったけれど、
治ったという人も
たくさんいます。
私が、彼の介護をしている時、
読んで励まされた書籍を
ご紹介します。
「がんが自然に治る生き方」
ケリー・ターナー著
プレジデント社
この本を読むと、
とても前向きになれました。
「がんが自然に消えてゆくセルフケア」
「家族のケアでがんは消える」
野本篤志著
遊タイム出版
この2冊は、
自分や身近な人が癌になってしまった時に、
ぜひ読んでほしいです。
彼は亡くなるその日まで、
「治る」という希望を
捨てませんでした。
毎日ユーモアで
私を笑わせてくれました。
そして
身体が病気になっている時こそ
心のあり方が
とても大切だと
身をもって
教えてくれました。
それは、
彼を支えてくれた
緩和ケア病棟の
医師やナースも
驚くほどでした。
彼の生き様は、
今も私の誇りです。
今後このブログでは、
緩和ケアで
彼の介護をして得た体験を元に
緩和ケア(身体編)
緩和ケア(感情編)
として
ヤングリヴィングのオイルを使った
身体と感情の整え方を
ご紹介していきますね。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
今日も皆さんと
大切な人が
幸せでありますように。
ルーシィ