• 自然のままの植物が生みだす奇蹟のアロマオイル

 

ルーシィです。

 

コンベンションから帰って来たと思ったら、

あっという間に七夕。

 

地元高知は、今日も大雨で、

早く収束することを願っています。

 

 

先日、サロンをやってる友人から、

 

お客様のご家族が病気で入院をしていて、

マッサージしてあげて欲しいと依頼を頂いたけど、どうしてあげれば良いか?と、

 

相談を受けました。

 

 

その友人の専門はアロマトリートメントですが、

病院でアロマは使わないで、と言われたそう。

 

たしかに病院には、

いろんな人がいろんな病気で入院しているし、

香りが苦手な人だっています。

 

 

私の恋人ミッキーが一般病棟に入院していた時も、

痛みが酷くて我慢できず、

ヤングのエッセンシャルオイルを

を身体に塗った時、

 

同じ部屋の患者さんから、

ナースを通して

クレームを言われてしまった事がありました。

 

 

だから、患者さんの事情も踏まえて、

オイルのみのマッサージと、

座る事が可能で、要望があれば、

肩を少し揉んであげる事を提案しました。

 

 

緩和ケア病棟などの個室では、

アロマオイルを使う事を認めている病院もありますが、

 

一般病棟で使用する場合は、

ナースやドクターに確認が必要です。

 

 

また、患者さんご本人の状態を、

事前にしっかり聞いてください。

 

 

サロンで施術する場合、

お客様にはうつ伏せになっていただきますが、

病気の方の場合、

 

 

とくに内臓を患っていると、

うつ伏せは出来ないので、

 

 

座って肩を揉んだり、

背中を押してあげる、

またはさすってあげるだけでも、

ご本人にとっては楽になると思います。

 

 

この時、手や指の圧は、

普段よりもずっと弱くしてください。

 

オイルマッサージの時にも同様で、

圧はごく弱めで行い、

 

患者さんが求める場合は、

少しだけ圧をかけますが、

健常者の方にやるよりは、かなり弱めです。

 

 

私たちが普段接している健常者のお客様と

患者さんの接し方の一番の違いは、

 

マッサージを受ける姿勢を

相手に合わせる事です。

 

 

 

サロンでは、施術しやすいように、

お客様に体制を変えてもらうこともよくありますが、

 

相手が病気を持つ方や怪我をされている場合は、

相手の楽な姿勢を重視します。

 

 

体制を変えて欲しいとお願いすると、

大抵の患者さんは、

仮に辛くても、

気を使って言う通りにしてしまいますが、

 

横になって寝ている時、

患者さんは、

その姿勢が一番楽だからそうしてるので、

基本的には、そのままの状態で行います。

 

 

 

その場合、

自分の体にも負担が少ない体制を

みつけながら施術してくださいね。

 

 

 

患者さんの方から、

体制を変えたいと言われたり、

肩を揉んで欲しいとか、

背中をさすって欲しいと言われたら、

そうしてもらいます。

 

クッションなどを上手く使うと良いです。

 

 

普段、施術する仕事をしていたり、

施術を習ったばかりだと、

 

つい、いつもと同じようにしようとしてしまいがちですが、

 

相手の状態に寄り添って、

臨機応変に行う事が大切なんですね。

 

 

ところで、

膵臓がんだった恋人ミッキーのケアに、

私はレインドロップを使っていました。

 

 

緩和ケア病棟に入ってから、

アロマの使用を許可してもらえたので、

ほぼ毎日やっていました。

 

彼の体は、すでに腹水が溜まっていて

平らにうつ伏せが出来ない状態だったので、

 

大きなクッションに持たれて座った状態か、

クッションを抱えてうつ伏せになるか

どちらか楽な体制をしてもらって行いました。

 

座って行うレインドロップは、

頚椎や胸椎の上の方に垂らし、

 

流れていくままにして、

あとは手で軽く広げていきました。

 

その後、

オイルがついた指先で、

痛むポイントを指圧します。

 

オイルはいつも彼が選び、

順番もいつもばらばらでした。

 

それでもしばらく経って

オイルが体に浸透すると、

 

それまでの苦痛が

気にならなくなるようでした。

 

 

使っていたオイルは、

レインドロップのオイルと、

セイクレッドフランキンセンス、

ラベンダー、

オレンジ、レモンなどの柑橘系です。

 

基本型にこだわらず、

痛みで辛い時は、

寝たまま、ひたすらオイルを塗ってあげる、

それだけでもいいと思います。

 

 

彼はジョイを使って、

心の苦痛を取り除く事も頻繁に行っていました。

 

自分で体を動かす事が難しい日には、

オイルを布に垂らして、

枕のそばに置いていました。

 

彼の場合、

体が弱ってからは、

マグニファイユアパーパスや

エクソダスⅡは

逆にオイルのパワーが強すぎて

疲れてしまうので

使えませんでした。

 

 

病気がある時は特に、

使うオイルは、本人に選んでもらうのが

一番だと思います。

 

 

彼が気に入っていたのは、

ラベンダーと

セイクレッドフランキンセンスでした。

 

この2つを嗅ぐと、

今でも彼がそばにいるように感じます。

 

 

 


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