こんにちは。
ゲリーの訃報から4日。
やっと感情が湧いてきました。
今まで何人も大切な人を天国に送ったけど、毎回感情が湧くまでに時間がかかります。
認めたくない病。笑
それでもゲリーから何かメッセージを貰いたくて、意識を集中させていました。不思議な現象も色々起きて、ゲリーがちゃんと存在していることは分かったの。
ゲリーについて伝えたい事は尽きませんが、今日はこの写真のことをお伝えしたいと思います。
私の一番好きなゲリーの写真。
すごく優しくて暖かい目をしていますよね。
最初にこの写真を見たとき、
わーって思った。
なんて素敵な写真。
愛する人を見つめるような目だと思いました。
これは蒸留したてのエッセンシャルオイルを見つめているゲリーです。
たしか、カナダのノーザンライト農場だったかな。
ゲリーに最後に会ったのは、ちょうど亡くなる2年前の5月13日。日本に緊急来日して、セミナーをしてくれた時でした。
その時ゲリーが話してくれました。
「私が一生懸命働くことで、誰かが助かる。私の人生はただそれだけ。」
そしてクスクス笑いを堪えながら、涙も浮かべながら、こう言っていました。
「自分でも本当におかしくなるよ。自分はこんなにも大きな会社の社長になったのに、世界中に農場も作って色々成し遂げてきた大人の、大の男なのに、今でも蒸留したてのたった1滴のオイルを見ると涙が出るんだ。
それは35年ずっと変わらない。今でも涙が出るよ。
その1滴が誰かの人生を変えると知っているから、何年経っても35年前に初めてオイルを蒸留して採れた、たった1滴のオイルを見た時と同じ感動を覚えて涙が出るんだ。きっとこれは一生変わらないだろうな。」
…綴りながら涙が出ます。
私もゲリーのオイルに救われた、何万人の中の一人だから。
この時の緊急来日は、確かネパールから何処かへ行く途中に急に日本で途中下車したような(もちろん飛行機ですけど。笑)、そんなタイトなスケジュールを縫って、ゲリーが日本の私達の為に作ってくれた貴重な時間でした。
あの時実は、ゲリーは少し元気が無さそうに見えました。体調がかなり辛かったんじゃないかなと、仲間内では心配していました。
もしかしたら、今だからそう思うけど、
ゲリーは自分に残された時間を感じて、出来ることは何でもしておこう、伝えようって、身を削っていたのかもしれません。
自分が働くことで誰かの人生が助かることが、彼の喜びだったから。
ありがとう。
ゲリー、愛してる。